イギリスがEU離脱した事によって、日本にも大きな影響が出ました。

離脱後は日本の東証の日経平均株価は1200円以上下落し、
円相場は一時1ドル=100円を超える円高になりました。


日本の急激な円高と株安はなぜ?



イギリスがEUを離脱するということは、
EU内の自由貿易圏から離脱する事を意味します。

それによって、経済的にはイギリスやEUが今まで持っていた
経済力に負のバイアスがかかるということになります。


従来からポンドやユーロに投資している投資家にとっては、
EU離脱でそれらの価値が下落すると踏んで、
速めにこれを売ることになります。

その結果としてユーロやポンド売りで価値が下がる。


それら流出した資金が、市場的に安全性が高いといわれる
日本円に向かうことで円買いが進み、結果円高になるのです。

こうした流れによって、円高になります。


イギリスは、なぜEUを離脱するのか?



EUは加盟国の間の経済格差が凄まじい現状があります。

イギリスの様な豊かな国はお金を出すばかりで、貧乏な国に、
補助金などの名目で吸い取られてしまいます。


これではイギリスにとってもEUに加盟している意味がありませんね。

例えばスペインやギリシャの高速道路は、
ドイツやイギリスが出したお金で作られています。


お金を出して作ったは良いが、ドイツやイギリスには
大した利益が望めないのです。

イギリスは、貧乏なギリシャに対して出資した
見返りがないので不満が出てくるのです。


そしてイギリスはEUにお金を出しているのに、
EUからの補助金や研究予算で賄われたイギリスの
科学技術研究はたった8%です。


イギリスのEU離脱で株価が暴落するのはなぜ?

世界経済では「ドル」より「円」の方が信頼されてます。


日本の株の7割を所有しているのは、外国人投資家です。


海外での外国企業の経営不振が起きた時には
「ドル」から「円」に替えたり「日本の株」を売って、
安全策として「円」で保持しようとする動きがあります。



「ドル」が大量に売られれば「ドル安」。
「日本の株」が大量に売られれば「円」が買われ「円高」になります。

「外国人投資家」の方達の7割が、日本の株を持っておられるゆえに、
当然株暴落が起こり日経平均株価が下がります。



イギリスはEU離脱をするわけですが、高級品のお得意様に変わりはありません。


イギリスは、イタリアの「フェラーリ」・ドイツの「メルセデス」等の
高級車の最大の輸出国です。

その他「高級宝飾品」や「高級家電」もお得意様で、
ゆえに、離脱後も「貿易関係」が無くなるということもなく、
逆に欧州経済が良くなって行く可能性もあるでしょう。


今後は、イギリスの経済状態が良くなれば「円」を「ドル」「ポンド」
に替えて株が購入されます。

何年か後には「高級品ブーム」が来て、金・プラチナも高騰するでしょう。


外国人投資家の方達が、日本の株を大量に購入して保有する意味は、
日本の景気が海外より良いからと言うだけではなくて、
いざという時の保険です。

円に替えられる・円なら安心という理由が大きいです。


イギリスがEUを離脱すると日本が困るのはなぜ?




イギリスには、日本の企業が1,000社以上存在しています。

EUを離脱されてしまうと、他の国に持ち出す(輸出)時に
関税が賦課(フカ)されてしまいます。


そうなってくると、製品の単価が高く成ってしまい
購入してくれる先が少なく成ってしまう恐れが出て来て、
中には倒産を免れなく成る企業が出てくることも否めません。


また、工業製品を輸出に頼っている日本国内の企業は
為替の円が買われて円高傾向になるので、
製品の価格に跳ね返って販売が少なくなってしまい
兼ねない影響が出て、売れなくなる懸念があります。