パンダ・アップデートとは?

 

パンダ・アップデートは、2012年7月に日本に導入されました。

低品質なコンテンツを検索上位に表示させない為に作られた
Googleの検索アルゴリズム・アップデートの呼称です。

 

ユーザーがより質の高い検索結果を得られるよう、
検索エンジンの仕組をより良いものへ更新することです。

別名を「ファーマーアップデート」とも呼ばれています。

 

ユーザーに価値を与えない、品質の低いコンテンツを検索上位表示させてしまうと、
検索エンジンを利用するユーザーの満足度を低下させ検索エンジンを
利用しなくなってしまいます。

その為、こうした問題を回避する為にはパンダアップデートを定期的に行い、
低品質コンテンツを徹底して排除する必要があります。

 

低品質なコンテンツ、検索エンジンから一掃する事で、品質の高いコンテンツが
検索結果上位を占める事に繋がります。

 

アルゴリズムとは?

 

アルゴリズムとは、Googleが質問(検索)を受けてから答え(検索結果)
を出すまでの仕組み・数式のことを指します。

Googleはサイトのキーワードやページランク、被リンク数など
200以上の要素を総合的に判断して、検索結果を決定しています。

 

このアルゴリズムは、1年間に600回以上を公表なしで変更してます。

非常に大きな改変であるハミングバード、ペンギンアップデートなどは、
Googleも公式に発表しています。

 

しかし、具体的な内容に関してはGoogle側からは漠然としか伝えられないため、
SEOがどの様に変化しているのか細かい事は分かりにくいです。

 

パンダアップデート名前の由来

 

パンダアップデートの由来はエンジニアのBiswanath Panda(ビスワナス・パンダ)氏です。

パンダ氏が中心となってアップデートを行ってきたので、
その由来からパンダアップデートと呼ばれる様になりました。

 

コンテンツファーム対策のアルゴリズム改変を行なっていたため、
メディアでは「ファーマーズアップデート」と呼ばれました。

しかし、異論と唱えて偉大なる人物であるGoogleのマット・カッツ氏が、
この呼称を好んでいなかったためパンダアップデートと呼ぶようになりました。

 

パンダアップデートはなぜ導入されたのか?

 

パンダアップデートは、2011年以降に導入されたGoogleの検索エンジンアルゴリズムです。

歴史的にはまだ5年くらいしか経過しておらず新しいです。

 

Googleのアルゴリズムが進化したのは、Googleが違法としてきた
ブラックなSEO手法で検索上位表示を果たすスパマーを排除する為です。


Googleのアルゴリズムの穴を突いて検索結果をコントロールするサイトが
後を絶たない状況を重くみたGoogleは、パンダ、ペンギンなどのアップデートを
導入して、価値のないサイトや不正なサイトを排除へ動き出したのです。


 

パンダアップデートの導入する前は、ページの内容は問わず、
ページ数が多ければ多いほどサイトの評価が上がりました。

現在は、無造作にページ数を重ねただけの手法は通用しなくなりました。
中身の品質が問われる時代となったのです。

 

パンダアップデートとペンギンアップデートの違い

 

大まかに違うのは

パンダアップデートは、ページの品質
ペンギンアップデートは、ページのリンク

 

・パンダ・アップデート

 

主要目的:コンテンツの質の再評価

 

大きな目的は「低品質サイトの除外」という事でブレていません。

Googleが、検索結果の品質を高める為にある
検索アルゴリズムアップデートです。

 

例えば品質が低いサイト、広告が多数表示されるサイト、
他のコンテンツをコピーしただけのサイトは、
ユーザーにとって何の役に立ちません。

 

その様な中身のないサイトの評価を落とす事で、
検索結果の順位を下げ、相対的に中身のあるサイトを
適切に上位表示させます。

検索エンジンの正常化を目指します。

 

品質の低いページの掲載順位を下げます。
逆に良質なページの掲載順位を上げます。

 

どういうサイトがアップデートの対象か?

 

・ユーザーにとって価値のないサイト
・レイアウトが滅茶苦茶、視認性が悪い利便性の低いサイト
・他のサイトをコピーしたコンテンツ
・自動生成されたページ
・オリジナルコンテンツが少ない
・アフィリエイト広告の割合が非常に高いサイト

 

・内容の薄いコンテンツ

 

現状は、文字数の多い濃いコンテンツが良いとされます。

内容ボリュームがあるサイトは、大きなトラフィックを稼ぎ、
ユーザーの滞在時間を長くさせ、興味を引きさせます。

 

長文コンテンツの方がパフォーマンスが良いので、
1記事辺りの文字数は2000文字以上が良いでしょう。

 

・直帰率の悪いサイト

 

サイトに訪れたユーザーが閲覧をろくにせずすぐに帰ってしまった場合、
サイトに対してネガティブな評価を与えます。

ユーザーは、嫌悪感を抱くサイトに訪問するとすぐに帰る癖があります。

 

例えば過剰な広告だらけのサイトや、ページ表示速度が遅いサイト、
内容が薄く満足しないサイトなど、ユーザーにとって不利益なサイトは
価値がない為にすぐ帰ってしまうのは当然の事です。

 

パンダでは、ユーザーの直帰率を監視しています。
ユーザーをすぐに帰らせない為の工夫が必要となってきます。

 

どういうサイトが高評価されるか?

 

ユーザーが喜ぶ情報を提供して、オリジナル性の高い中身だと高評価されます。

・ユーザーにとって重要な情報を提供しているサイト
・独自性の高い、研究、報告・分析されたコンテンツ

 

パンダアップデートの対策

 

自分では高品質な記事ボリュームをつけていると思っていても、
パンダアルゴリズムによって低品質なページが多いと判断される場合があります。

この場合は、自己満足な記事を書いていたと言う事になります。
サイトを評価するのは、訪れるユーザーです。

 

訪れたユーザーがすぐにサイトを離脱したり、短い時間しか滞在しない様であれば、
いくら長いページを量産していても低品質なコンテンツとGoogleにみなされてしまいます。

ペナルティを受けた場合は、SearchConsoleに警告メーっセージが届きます。

 

しかしペナルティ未満の場合は、警告が来ないで検索順位への悪影響が
生じているケースもよくあります。

ペナルティにもランクがあり、メッセが来るのが一番重い罪で順位が大きく下がります。
大きく悪質ではないが、それでも低品質と判断されるとメッセは来ないもののそこそこ順位は下がります。

 

いずれにせよ、低品質を受けたなと判断したら低品質なコンテンツを洗い出し、
追記・修正によってコンテンツの品質を上げたりと対応する必要があります。

 

修正する事で、コンテンツが再評価されて順位が戻る可能性があります。
ただ、一度でも低品質と判断されてしまうとサイトの信用度が落ちるので、
同じドメインでの復活は難しくなります。

 

一つのサイトに固執せず、新しいサイトで心機一転立ち上げるのもありでしょう。

 

・ペンギン・アップデート

 

主要目的:外部リンク使用についての再評価



品質が低いリンクを扱っているページや、そのページから
リンクを受けているページの掲載順位を下げます。

 

Googleのガイドラインに違反して、意図的に検索順位を上昇させようとしている
サイトの徹底排除を目的とした検索アルゴリズムアップデートです。

Googleのページランクを上げて検索上位表示させる為に、
自作自演でリンクをつけたり、過剰にリンクを増やしたりなど、
不正なリンクをつけているサイトの評価を落とし、検索結果の表示順位を下げます。

 

どういうサイトがペンギンの対象になるか?

 

・ページランクの転送を目的に購入したリンク

ページランクの高い中古ドメインを購入して、
サテライトサイトを作りメインサイトへ被リンクを送る行為です。


 

・過剰な相互リンク(行き過ぎた相互リンクはNGです。)
・アンカーテキストにキーワードが詰め込まれたリンク
・質の低いリンク集からのリンク
・自動相互リンクシステムなどで集めたリンク

 

ペンギンアップデートの対策

 

ペンギンアップデートは、SearchConsoleに警告メッセージが来ないので、
受けたかどうかは検索順位の下落でしか知り得ることができません。

もし、急にアクセスが激減したらペンギンアップデートに引っかかった
可能性が高いので、低品質な人工リンクは積極的に削除・否認しましょう。

 

リンクに対するスパムですので、不自然なリンクを精査して行けば元に戻ります。

 

パンダアップデートがもたらすもの

 

パンダアップデートは、サイトの順位が下がる恐怖がありますが、
良いサイトを作れば順位は上昇しやすくなります。

それは、低品質なコンテンツが検索結果の上位に表示される事を放置すれば、
良質なコンテンツサイトが上位表示されにくくなるからです。

 

ユーザーにとって有益なサイトは、検査エンジンに評価され、
ユーザーにとって不利益なサイトは、検索エンジンに駆逐されます。


ですから、サイト作成はSEOとして有益性を考えるのではなく、
ユーザーにとって有益かどうかを考えて作って行きましょう。

 

まともにサイトを作って運用していれば、パンダアップデートも
ペンギンアップデートも全く恐れる必要はありません。

寧ろ、内容が薄いユーザーに役に立たないサイトや、
不正にリンク送っている違法なサイトの評価が下がるので、
良質なコンテンツを作って、正当な手段で運用している方には好都合です。

 

Googleは、定期的にアップデートを行う事で、
Googleの信用を保ち、検索エンジンを利用するユーザーの利便性を高めます。

 

まとめ

 

パンダもペンギンもアップデートなどのアルゴリズム更新によって、
ますます検索エンジンが人に近づいてきています。

 

どちらもユーザーにとって価値のあるサイトを上位表示させるために、
Googleが導入したアルゴリズムです。

 

人の評価が高いサイトを検索結果の上位に持ってきて、
人の評価が低いサイトを検索結果の下位に持ってきて、
適切に検索エンジンを調整し続けています。


 

このアップデートがもしなかったとすると、それは逆に恐ろしい事で、
何か調べたい情報があった時に、品質の悪いサイトに遭遇する確率が
高まるので結果的に検索エンジンの信頼は損ねてユーザー離れに繋がります。

 

今後の対応策としては、ユーザー目線で価値のあるサイト構築を心がけることです。

SEOで上位表示させたいなら、独自性、オリジナリティが大切です。
コンテンツの重複や過度な広告は避け、本当に価値のあるサイト作って行きましょう。